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2026/2/21 [SAT]
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Google、アメリカからインドを結ぶ3本の海底ケーブル敷設へ──4大陸接続強化「America-India Connect」始動

Googleは2026年2月19日、アメリカからインドを結ぶ海底・陸上ネットワークを強化する構想「America-India Connect」を[発表]{target=“_blank”}した。インド東海岸に新たな国際海底ゲートウェイを設置するとともに、インドをシンガポール、南アフリカ、オーストラリアへ接続する3本の新たな海底ルート(subsea paths)を整備する。 同社は、本構想によりアメリカ、アジア、アフリカ、オーストラリアの4大陸間の接続性、容量、レジリエンス(耐障害性)を高めるとしている。 ## インド東海岸に新ゲートウェイ設置 今回の構想では、インド東海岸のビシャーカパトナム(Vizag)に新たな国際海底ゲートウェイを整備する。現在の主要な海底ケーブル着地点であるムンバイやチェンナイに加え、接続拠点を分散させることで、インドのデジタル基盤の多様性と冗長性を強化する狙いだ。Googleは、回線の多様化が通信の信頼性向上につながると説明している。 ## 3本の新規海底ルートを整備 「America-India Connect」では、以下の3方向への新たな海底接続を整備する。 - インド—南アフリカ間の直接ルート - インド—シンガポール間の直接ルート - インド—オーストラリア間の直接ルート これらの新経路は、既存の海底ケーブル群と組み合わせることで、アメリカ東海岸および西海岸からインドへ至る複数の回廊を形成する。 南アフリカ経由のルートは、既存の「Equiano」や「Nuvem」などと接続し、アメリカ東海岸からアフリカを経由してインド東海岸へ至る経路を構築する。 また、オーストラリアやシンガポールを経由するルートは、「Bosun」「Tabua」「TalayLink」「Honomoana」など既存ケーブルと組み合わせることで、アメリカ西海岸から南太平洋経由でインドに至る経路を補強する。 さらに、既存の「Blue」「Raman」「Sol」などが形成するアメリカ東海岸—紅海—ムンバイ回廊も補完される。 ## AI需要拡大を背景にインフラ強化 Googleは、デジタルインフラへの投資が経済成長や生産性向上を支えると説明している。特にAIの普及に伴い、大容量かつ低遅延の国際通信基盤の重要性が高まっているとした。同社はインドにおいて今後5年間で150億ドル規模のAI関連インフラ投資を行う計画を明らかにしており、今回の構想はその一環に位置付けられる。 「America-India Connect」は、アメリカとインドを軸に4大陸を結ぶ新たな通信回廊の形成を目指す取り組みとなる。 :::box [関連記事:Google Cloud、米西海底ケーブル「Sol」でフロリダ―スペインを直結──AI時代に向け通信容量を強化] ::: :::box [関連記事:Meta、総延長5万kmの海底ケーブル「Project Waterworth」を発表 – AIインフラを強化] ::: :::box [関連記事:日本とシンガポールを結ぶ国際海底ケーブル「Candle」建設へ──ソフトバンク、Metaなど4社と合意] ::: :::box [関連記事:インドのアダニ・グループ、AIデータセンターに1000億ドル(約15兆円)を直接投資──2035年までに5GW、総額2500億ドル規模のエコシステム構想] ::: :::box [関連記事:Microsoft、米国内初の「AIスーパーファクトリー」稼働開始──ウィスコンシンとアトランタを高速AI WANで結ぶ新型Fairwaterデータセンター群] :::

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